『樽ものがたりbyカリモク』シリーズ。
ウイスキーを何十年もの間熟成させるために、樽材には密度の高いオーク材を使用しています。蒸留したてのウイスキーの原酒は無色透明で荒々しい香味ですが、樽の中で⻑い熟成を経る間に琥珀色の輝きと、芳しい香りとまろやかな味わいへと変化していきます。
使い終わったウイスキー樽はそのまま廃棄すると思う方もおられるようですが、実はそうではありません。ウイスキーの樽材は⻑い年⽉の後、役割を終えてもなお、その外観が多少汚損していても、木材の内部は驚くほどしっかりとしており、オーク材としての価値を失ったわけではありません。
さらに、⻑年の熟成期間に大切なウイスキーが漏れないように、板目に比べて反りにくく、歪みにくい柾目を贅沢に使用しています。この貴重な柾目のオーク材を再生した、重厚で品格あふれる家具で、ウイスキーを楽しむひとときを心地よくお過ごしください。